弱い自分を変えたい。私が出会った本当の強さとは①
弱さとはなんだろう。
強さとはなんだろう。
私は小さい頃
弱い自分が大嫌いだった。
母の論理に勝てない。
−頭の弱い自分。
母の叩いてくる力に勝てない。
−力の弱い自分。
母から言われるとすぐ泣く。
−精神の弱い自分。
幼少期は体も小さく、力も弱く
心も影響を受けやすいから
本当は大人に勝てるはずがない。
しかし、当時はそんなことを思えず
弱い自分ばかりが見えてしまう。
自分が無力であることを痛感し
そして自分の存在を
恥ずかしく感じていた。
考えが多いせいか
食も細く、夜に寝付けなかった
子供の頃の私は
とにかく体の成長が遅かった。
だから今も体は小さい。
150cmないくらいだ。
幼少期にいろんな側面から
弱い自分を蓄積したから
高校、大学に行っても
頭が悪いこと、弱くて泣き虫なことが
コンプレックスだった。
頭が悪いと言っても
勉強ができなかった訳ではない。
中学の時のテストは7-8割取っていた。
なのに自分はバカだと思い込んでいる。
だから人前で話すことや
意見を言うことに自信がない。
教える立場よりも教えてもらう方が
ずっといい。
私は弱い自分を
変えたくて、変えたくて。
ある時から感情を殺すようになっていった。
なぜ泣いてしまうのか考えたときに
自分の思いが報われない、悲しいって
思うから涙が出る。
相手に認めて欲しいと思うから
頑張りすぎちゃう。
そもそも、
人間を好きになんてならなければ
こんなに感情が乱れることも
私が他人に期待することも
なくなるのではないか。
全ては、私が人を好きだから
傷ついたり涙したり
してしまうのだと思った。
だから小学2年のときから
私は母を好きな気持ち
周りの人間を好きな気持ちを
捨ててしまったのだ。
つづく