愛を自由に表現できない人へ②
私が愛を伝えたかった人、
それは母親でした。
母へは小さい頃、よく
「生んでくれてありがとう」
「ママの子でよかった」
などを伝えていました。
幼稚園か、小学校の先生にも
「うちの子は生んでくれて
ありがとうとか言うんですよ」
と自慢していたのを覚えています。
生んでもらえてよかったって
思っていたかというとそうではなく、
どちらかと言えば
私の心は、母が私に対して
「あなたのような子を生んでよかった」と
思って欲しかったんです。
逆に一番怖かったのは
【生まなければよかった】
と思われること。
生んだからには、
良かったと思ってほしい。
後悔して欲しくない。
母親の期待に添いたい。
そう思って、その言葉をかけていました。
つづく