なぜ生きる方を選択したのか①
生きることと死ぬこと。
この世界には必ず
始まりがあれば終わりがある。
今生きている人たちは
無意識だったとしても
「生きる」を選択している。
このいきなり始まった人生を
「終える」ことも自分で選択できるのに
あなたはなぜ
生きるを選択しましたか?
私は
「親よりも早く死ぬことが最も親不孝だ」
と言われて育ちました。
「死ぬくらいなら学校に行かなくていい」
「仕事もやめていい」と。
とにかく、“死んだらもう終わりだよ”と。
それが両親がよく小さい頃から
言ってきてくれたことです。
私はその言葉があったから
なんとか大人になるまで生きていました。
私にとって、生を選択し続けることは
ギリギリの選択でした。
紙一重の差で生を選んできましたが
死の選択肢も同じくらいにあったからです。
つづく